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町でうわさの本読みブログ

誰にも気づかれないうちにタイトル変更。現在は読書感想と、日常の面白いことについてつづります。

「日本の弓術」 オイゲン・ヘリゲル

いやあ、なかなか難しい本でありました。

それでもこうしてブログに書いてみるワタシ。

 

著者は、大正の終わりから昭和の始めに

日本に滞在したドイツの哲学者です。

日本の文化や禅についてよく知るため、

弓道(この本では弓術といっている)を習うのでした。

 

面白いのは、日本人なら感覚的にわかることが、

ヨーロッパ人(というのも大ざっぱすぎるくくりかも)には

なかなかわからないらしい、ということ。

 

例えば「丹田(おへその下あたり)に力を入れる、気をもっていく」

というのがわからない。

 

「呼吸は肺でするものだ」とか言い返したりして。

 

な、なんだかベタなまんがのようですが、

昭和の始めごろの話ですし。

 

でも、なんだかんだ言いながらもヘリゲルさんは

少しずつ、確実に弓道の世界の奥深さを知っていくのでした…。

 

と短くまとめてしまいましたが(この本自体も非常に短い)。

本の中では日本人の心、禅の心について褒めていたのですが、

それで、日本人である私が照れちゃうとか、誇りに思う、

ということは特にないです。

 

なぜなら、ヘリゲルさんも、師匠の阿波先生も、通訳の小町谷さんも

みな、とても立派な方たちで、むしろ見習うことが多すぎ。

いえ、弓道は習いませんが。

 

なんというか、一つの道を究めようとする人の

心がけの美しさというか…。

そういうものを学びました。

 

うむ、まずは私もこまめにブログを更新しよう!

話はそこからだ!

 

日本の弓術 (岩波文庫)

日本の弓術 (岩波文庫)